体表の斑点が重大な病気に
じんましんやアトピーなど、体の表面にぶつぶつのようなものが浮かび上がってくる病気はさまざまあります。 生まれつき体が弱かったり遺伝的な要素で発症したりと、原因はいろいろですが、内科的アプローチによって対処不可能ではありません。 たいていは塗り薬が処方される場合がほとんどだと思いますが、場合によっては飲むタイプの薬で治していくケースもあるようです。 こういった一般的な病気とは違い、いわゆる難病と言われる病気も存在しています。 体表面にぶつぶつが浮き上がってくる点では同じものの、色が紫である場合、特に慎重な内科的措置が行われる場合が多いようです。 実際に40代後半の男性は、体の全体特に関節に痛みを感じ、熱が出ている状態で、紫の斑点が腕や脚に出ていたとのこと。 担当した内科の先生の話では、検査の結果から消化器に負担をかけないような治療がベターとの考えのもと、薬を厳選して処方したそうです。 筋肉の反応が表立っていたため、その方面での検査を進めていたところ、思うような結果が出ずに結局は見当違いの検査になってしまったのが、今後の改善点とのことです。 このケースではおなかの病態が悪化したことから、筋肉へのアプローチは中途で終われたのですが、そのまま続けていたら時間ばかりが浪費されていたかもしれません。 ひとつの病気でも複数の症状が出ている場合、何が原因なのかを特定するのに時間がかかることが多いです。 無駄なプロセスはなるべく省き、最短で処置を進めていくことが患者さんの助けにもなりますし、内科の先生としても優先すべき事項になると言っても良いでしょう。 難病に限らず、皮膚に異常が見られた場合は内科クリニックの受診が先決です。